2015年の振り返りと2016年の予想
僕は独立してから毎年10月くらいに手を止めて来年どうなるか?の予想とそれに対して自分が何をしていくかについて考える時間を取っています 。
ということでちょっと早いのですが2105年の振り返りと2016年の予想をしてみたいと思います。
2015年の振り返り
・グーグルが過去例に見ないほどおとなしかった
これは本当にありがたかったです。過去最大級に仕事しませんでしたが、無事に乗り越えることができました。グーグルには感謝しかありません。
・コンテンツに力を入れたサイトが増えた
これはアフィリエイターだけではなく、オウンドメディアやキュレーションメディアの台頭も含みます。これはグーグルのアルゴリズムがそれなりにコンテンツ(+α)で判断するようになってきていると実際に気づく人が増えたということが理由かと思います。
・報酬単価が全体的に上がった(気がする)
自分自身社会に出てから景気が普通〜良い状態なのが初めてです。周りの話を聞いても単価がダウンした系の話を聞いたことはありません。 これは安倍政権になっての金融緩和、株価上昇による景気回復への期待感が背景にあるような気がしています。一般的に広告費は景気の先行指標なので。
・サイト公開が増えた
ある程度作り込んだサイトを公開する事例が増えてきました。これは言うまでもなく公開することでのSEO効果を狙ったものだと思います。
詳しい言及は避けますが、SNSリンクの効果が誰の目にとっても明らかになってから多発。はてなブログなどからの相互応援リンクも増えました。コミュニティに属していることの強みは凄まじいですね。
ざっくり書くと2015年は個人的にはこんな振り返りです。
これらを踏まえて来年どうなるのかということを予想したので、ここからその一部を書いてみたいと思います。グーグルが今年のように大人しいことを前提にしているのでさほど意味のない予想となっております。
2016年の個人的予想
1、一部ジャンルが何らかの理由で死に始める
今年ミュゼの疲弊が記憶に新しいですが、トラディショナルな広告分野に関しては、広告主が疲弊、単価が落ちはじめる気がしています。目立つところで来年も有望であり続けるであろう市場は数えるほどしかありません。
2、サイト公開、およびその反応がピークを迎える
トラディショナルなジャンルの広告単価が落ちるにつれ、資金力豊富な方のジャンル移動が起き、サイト公開は来年がピークになるような気がしています。 来年からは、「コミュニティの細分化&水面下へ移動」「質の低下or目新しさがなくなる」「歯止めが利かなくなる」等の要因から反応は落ちていくんじゃないかと予想。それかちょっと公開の仕方が変わるのかはわかりませんが。
3、コンテンツの金太郎飴化
共起語ツールなどのさらなる普及により、コンテンツの金太郎飴化が加速すると予想。これはアフィリエイターにかかわらず、キュレーションをはじめ、あらゆるメディアが対象。 コンテンツに関して言えば消耗されるスピードがさらに早くなるため、上位表示させ続けるコストは上がる。
4、リンク勝負に回帰
共起語ツールで網羅性の高いコンテンツを作るコストが下がることで、コンテンツでは差がつかない、サイトの作り方も基本同じ、と誰の目にも明らかになり、おそらくリンク勝負に回帰する一年になる気がしています。その結果
・自分(自社)で作れないコンテンツを金で買う事例が増え始める
・今年、ホワイトのつもりでパワーサイトを作っていた方々がリンクを打ち始めリンク勝負に回帰する
な感じで、戦国モードに突入の予感。ペラ職人やSEO強者は今後も変わらず強い。深堀ジャンルサイトやパワーサイトにとっては血みどろの戦いが加速する気がしてなりません。
書いてて鬱になってきました。
外注ぶん回すもよし
ぼっちでこっそりやるもよし
しっかり組織化して上も目指すもよし
それぞれ資金力も置かれた立場も違い、正解はありませんが、来年も生き残れるように頑張っていきたいですね・・・
来年末も笑ってあなたと逢えることを願って・・・
アニヨーハーセイヨー